従業員への取り組み

当社は、「マテリアリティ5.人材マネジメント」として、多様な働き方を積極的に受け入れ、従業員にとってのベストなワーク＆ライフバランスを実現するとともに、総合不動産のプロフェッショナル育成を重視した人材育成プログラムを実施。企業と従業員が共に成長する企業風土を育むための充実した制度を実施しております。

2020年初頭、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、早急に勤務体制や社内システムの見直しを行い、第一回緊急事態宣言時には原則完全テレワーク、その後も出勤率の低減や時差出勤を続けてきました。また、2021年9月より営業職に対し月に2回のPCR検査を実施し、感染拡大防止に務めています。

働き方改革の実現に向けて、健康で働きやすい職場環境の整備に取り組んでいます。業務改善･効率化や社内の労働時間管理ツールによって、有給休暇取得促進や時間外労働の削減を進め、高水準の実績を維持することで従業員のワークライフバランスの向上を図っています。また、育児休暇取得の推進や、子が小学校3年生まで時短勤務制度を設ける等、仕事と家庭の両立支援も推進しています。

本社内に社員間のコミュニケーション創出をコンセプトとしたリフレッシュルームを開設しました。導入に当っては若手社員の新しいアイディアを盛り込み、活発なコミュニケーションの中から創造性を高める場として多目的に活用されています。

次世代の経営幹部の育成の為、高い専門能力と営業能力を強化することを目的に多彩な研修制度を設けております。様々なテーマで専門家を講師に迎えて授業を実施する＜大栄大学＞をはじめ、外部機関へ派遣する＜チャレンジ制度＞、＜階層別研修＞、＜研修出向＞等、実践的な研修に力を入れています。またサステナビリティ経営推進の為、外部講師を招いてSDGsの基礎や企業との結びつきについて理解を深めております。

事業のグローバル化を進める為海外研修制度を設けております。イギリスの語学スクールで2ヶ月間ビジネス英語を学んだ後、シンガポールにある日系企業へ出向し1年間の国際実務を経験します。

大栄不動産グループでは、多様な人材活躍を促進しダイバーシティ経営を進めております。グループ会社グリーンフォレストケアが属する介護業界では多くの女性が働いており、職員の約7割程度は女性です。2021年12月現在、女性管理職比率は約3割程度ですが、さらに管理職を目指せる女性人材を増加させ、女性活躍を推し進めて参ります。
また、大栄不動産においてもシニア雇用や障がい者雇用を行い、ダイバーシティ経営を継続して参ります。